365 Portland

3 クリエイティビティを追求「Breakside」

ポートランドのブルワリー 「素晴らしいビールは人と人をつなぐものだと思う」
クリエイティビティで注目のブレイクサイド・ブルワリー。

ポートランドの北、レイドバックな雰囲気を残したウッドローンと呼ばれる住宅街の一角にそのブルワリーはあった。クリエイティブで工夫を凝らしたさまざまなビール、そしてパブとは思えない料理のレベルで、あっという間にトップ・ブルワリー&バブの一つに数えられるようになったブレイクサイド・ブルワリー。 今年は南のミルウォーキー(ウィスコンシン州にある昔からビールで有名な都市と同名の地域)のインダストリアル地帯に新しいブルワリーとタップルームをつくったばかり。快調な歩みを続けるブレイクサイドのブルーマスターはベン・エドムンズさん、そしてマネージャーのトラビス・パケットさん、二人とも快く質問に答えてくれた。

ブレイクサイドのコンセプトはどういうもの?

ベン「僕たちが大切にしているのはすごくシンプルなこと。まず、ビールを通じて人生を楽しんでもらいたい。カスタマーと仲間を大切にする事業を成功させたい、そして、もちろん誇りをもって自分達が飲みたい最高のビールをつくる。美味しくて、クリエイティブで、ハイ・クオリティで、時代の先をいくようなビールをね」

ポートランドの友人達が、ブレイクサイドはビールもいいけど食事がうまいって言ってる。

ベン「ポートランドの中ではベストフード・パブの一つじゃないかと思う。ということは世界でもって言えるかな。だって、ここは世界でも最も進んだビール都市だからね。美味しいビールと食事を楽しみながら、のんびりとスポーツを見るのにこんなにいい所はないよ」

ポートランドのブルワリー

唐揚げもオリジナルに。カレー・チキン

すごくバラエティに富んだビールをつくっているけど、アイデアはどんな風に生まれるの?

トラビス「料理、デザート、カクテル、いろいろなところから。僕たちはフレーバーのいいビールをつくりたいと思ってるんだ。ビール醸造の知識をもとに、ベンはさまざまなブレーバーを加えることでこれまでのビールとはまったく違う新しいものを生み出していく。ブルワーは一度ビールをつくっても、新たなフレーバーを加えたり、またそれを改良したり、そうしながら理想的なビールをつくりあげるんだよ。

ブレイクサイドでは、レストランの料理に合うビールを製造して提供しているって聞いたけど。

ベン「そう。いろんなレストランやシェフ達とコラボレーションして、彼らの料理やメニューに合うビールをつくっている。そこから学ぶことがたくさんあるよ。たとえば、フレーバー一つでもブルワー仲間とは違うアプローチがあって得るものが多いよね」

ビールづくりのどういうところに情熱を持ってるのかな。

トラビス「僕たちは人々とのコラボレーションや友情をすごく大切にしている。ビールは人と人をつなぐんだ。どんな機会やムードにも合う素晴らしいビールをつくって、人々がそれを中心につながる。そこに僕らがいること、それはすごくハッピーなことだよ」

ベンは別の州で教師をしていたそうだけど、ポートランドに来たのはビールの仕事をするため?

ベン「元々ホームブルワーとしてビールづくりを楽しんでいたけど、ポートランドに移って来てここのビールシーンに圧倒された。それでプロとしてビールの仕事をしたいと思ってあらためて勉強したんだ。ポートランドは素晴らしい場所、ここで暮らせて幸せだよ」

ポートランドのブルワリー

ブルーマスターのベン(左)ミルウォーキー工場にて

トラビスはどう?

トラビス「僕はネイバー同士が一緒に働いて楽しめるような地域コミュニティの一員になりたいと思ってたんだよね。ポートランドはすべてがユニーク。このウッドローンのネイバーフッドが大好きだし、地元が僕たちにミッションを与えてくれた。だから僕達の使命は地元に仕えることだと思ってる」

ポートランドのブルワリー

ポートランドに来て6年目のトラビス

ポートランドでもっとも創造的、かつ革新的なブルワリーの一つと言われているブレイクサイド。料理に合うビールをつくり、また料理から新たにインスパイアされて研究を重ね、年間100種類ものビールをクリエイトする。これからどんな面白いビールが生まれるか、目の離せないブルワリーだ。

Breakside Brewery (The Dekum Pub) 820 NE Dekum St, Portland, OR 97211 www.breakside.com

カジュアルで開放的な店内

カジュアルで開放的な店内

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です