365 Portland

ポートランドの小さな場所

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ビルの谷間でも夢を見る。

Patio is a pocket park in urban canyon.

都市のビル群、素晴らしい意匠のビルであっても歩道ぎりぎりまで迫り出して建てるのはどんなものだろうか。街中の建物は壁面と道とのあわいの部分が大切。とは言え、おざなりなプラントボックスが設置されているのも寂しい。たとえば引っ込みがあって、外側と内側がうまくつながっている建物はいいなと思う。

写真はポートランドの再生地区として注目されるパール地区のBrewhouse & Tower Officeのパティオ。Brewhouseとは醸造所の意味で、ここは長い間ポートランドの地元ビール会社として名を馳せたヘンリー・ワインハード社のビール工場跡を活かし、古い煉瓦のビルを半分残してそこにくっ付ける形でモダンなタワービルを建設した。こんな小さな空間も、ちょっとお茶を飲みながら話したりするのにはいい。

煉瓦の部分は新たにビールレストランとして営業していて、こちら側もビルの狭間がパティオになっている。

ところで、冒頭の「ビルの谷間でも夢を見る」は昭和30年代テレビ黎明期のドラマ主題歌の一節。わずか戦後十数年後に、東京は既にそんな状態だったのだろうか。

Henry’s Brewhouse & Tower in Pearl, NW Portland, OR

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