365 Portland

ポートランドに泊まる【その2】

IMG_6585新しいタイニーハウス・ホテルのこと。

きょうは前回ポストに書いた新しいタイニーハウス・ホテルついて、旅の実用情報をーーー
このホテル「Tiny Digs」はノース・イーストサイドの28th Ave.とGlisan St.の交差点からすぐのところに去年の秋オープンしたばかり。

IMG_6590

NE 28th Ave.とGlisan St.の交差点は、このハデなキューバン・レストラン「Pambiche」が目印。地元ではとても人気のあるレストラン。

私のガイドブックでも取り上げたE 28th Aveは、ポートランダーが普段行き着けるような店が並ぶ通り。ダウンタウンやウェストサイドとは違ってのんびりした雰囲気のエリアだ。そのエッジにあるTiny Digsは、駐車場だった敷地に6棟のタイヤ付のタイニーハウスを並べたホテル。敷地やユニットの雰囲気は、前に紹介したNE Alberta St.の「Caravan Tiny House Hotel」とよく似ている。

IMG_6586中央にファイヤーピットを設えたスペースがあり、その周囲に弧を描くようにカラフルなユニットを並べて設置。また、今年の夏場は隔週でライブ演奏などを盛り込んだ「Funday Brunch」というブランチ・イベントも行っている。

フェンスには地元コミュニティにイベントを告知するバナー。

フェンスには地元コミュニティにイベントを告知するバナー。

こうした運営のやり方を含め、率直に言って二匹目の何とか狙いと言えなくもない。でも、そんなことは泊まる人にとってはどうでもいいかも。タイニーハウスに興味のある人や、ちょっと面白い所に泊まってみたい人によさそう。少なくとも日本にはないタイプの宿泊施設だし、テーマパークっぽい雰囲気が嫌いじゃなかったらかなり楽しめるのではと思う。

タイヤ付の典型的なタイニーハウス。左上に乗っかっているような部分がロフトの寝室だろう。

タイヤ付の典型的なタイニーハウス。左上に乗っかっているような部分がロフトの寝室だろう。

それと旅行中は外食ばかりでちょっと疲れてくるから、簡単な調理ができるキチネットがあるのはうれしい。ローカルの食材を調達して料理するのもいいと思う。ファーマーズ・マーケットに行く人は、見るだけでなく実際に買うことができると楽しさも倍増!

また、ここから徒歩10分の所にグルメ&オーガニックのスーパーマーケットWhole Foodsもある。もっとも途中の28th Aveは、日本でも展開するNavarre等、飲食店が建ち並ぶ通り。そっちに寄りたくなっちゃうかな。

Tiny Digs Hotel

2646 NE Glisan Street, Portland, OR 97232

- ホイール付のタイニーハウス全6棟。広さは約14平米。

- 付帯設備:エアコン、簡易キッチン、バストイレ等。

- 料金:平日$165、週末$175(繁忙期の週末は最低2泊)。

- 宿泊可能人数:棟によるが、ほぼ2名見当。

詳細はホテルのHPへ:http://www.tinydigshotel.com/

IMG_7420

全6ユニット。写真はホテルのパンフを撮って掲載させてもらった。

自動車道路のGlisan St.に面しているので、敷地を引きで見るとこんな感じ。左手の四角い建物が受付オフィス。

8 comments for “ポートランドに泊まる【その2】

  1. こうだえりこ
    07/13/2017 at 09:58

    見てるだけでも、楽しくなるホテルですね!
    俊乃さんの紹介文で、もっと行きたくなっちゃう。本当にいつか行けたらな!

    • 百木
      百木
      07/13/2017 at 10:06

      えりこさん、早速ありがとう! タイニーハウスが登場した時から、実はちょっと期待して注目していたんです。ただ、あんまりマーケティング的に狙った感じのが増えるとつまらないなー。ポートランドにはいつもまず「自分が面白がる精神」を忘れてほしくないと思ってしまう。
      お子さん達もそろそろ一緒に行ける年齢かな? 来年の夏あたりどうですか。夏のオレゴンって、男の子にとって宝島みたいな所ですよね。

  2. conomi
    07/14/2017 at 11:21

    百木さん、こんにちは

    東京は暑いです。蒸し暑さ満点です。
    爽やかなポートランドの夏が恋しいです。
    昨年、Airbnbを利用してポートランドに滞在しました。
    キッチン付きだったので、暮らすように滞在できました。
    やはり、いいですよね。キッチ付きは。
    有名なエースホテルにも泊まってみたいですけれど・・・。
    ポートランドのタイニーハウスで、それが数軒集合して
    コミュニティがつくられていると読んだ気がするのですが、
    そういうのが面白いなぁと思いました。
    日本、特に東京ですがポートランドをお手本にポートランド的なことをするのですが、
    それが何となくビジネスが前面に出てきてしまい面白くないなぁと感じます。
    きっとポートランドが素敵に面白く見えるのは、百木さんの言うところの「自分が面白がる精神」何だなぁと読んで思いました。
    う〜ん、やはりこれがわたしにとってのポートランドの魅力ですね。

    • 百木
      百木
      07/14/2017 at 22:38

      conomiさんのコメントを読ませて頂いて、キッチン付の宿泊施設について近日中にUPしようと決めました(笑)。宿を予約する時って場所とか雰囲気に重点を置きがちだけど、その土地の暮らしを知るにはローカルの食材を知るのが一番、キッチンがあるととてもいいですよね。
      日本ではエースホテルはすごく有名なので、こう言っては何ですが、シーズンは「日本人だらけ」の印象もあります。決してエースが良くないとは言いませんが、まあ、何を経験したいかによるのかな。

      タイニーハウスのコミュニティについては私も何度か書いていますが、たとえばこういうのがあります。「小さな家が新しい、ポートランドの暮らし方。」https://accetory.jp/articles-189/

      それと日本のポートランド・イベントですが、私も何度かお手伝いして思うのは、どうしてもモノの売買にフォーカスがいってしまうこと。たとえばハンドクラフト文化でも数日のイベントでは真の魅力は伝わらず、表面的に受け取られがちなんですね。ポートランド側も日本の市場で広がればと商機を求めている訳で、仕方ないのかもしれませんが。
      私自身は今度はビジネスじゃなくて、たとえばアートとかでやってみたいですね。

  3. conomi
    07/16/2017 at 11:57

    百木さん、こんにちは

    そうか、やっぱり百木さん記事を読んでいたんですね(笑)
    キッチン付きの宿泊施設、待ってます!
    次回使わせて貰います。

    パリ、ニューヨーク、ロンドン・・・
    人が行きたくなる街は、やはりその文化に惹かれるんでしょうね。
    ポートランドも同じなんだと思いました。
    もちろんモノも大事ですよね。
    「Danner」「POLeR」「Egg Press」・・・
    すでに日本で有名なポートランド発のモノがあります。
    クラフトビールを流行らせたのもポートランドなのでしょうか。
    これはヨーロッパでも流行っているようですね。

    日本は、これらを商機としてとらえるのはとても上手だと思います。
    消費者も同じく。
    わたしは出来たらマインドを輸入したいです。

    百木さん、「アート」の交流は出来ないでしょうか?
    わたしの周りには、服飾、写真、革製品など生業としてではなくやっている人たちがいます。
    趣味とはまた違うのですが・・・。
    それがなんともポートランダーみたいに見えます。わたしには。
    彼らがポートランドに行って、自分たちの作品をマーケットやお店の片隅などで展示するようなことは出来ないでしょうか。

    • 百木
      百木
      07/17/2017 at 11:18

      conomiさん、最近のポートランドのブームはちょっとモノに寄り過ぎかもしれませんね。その方が外部の人々には分りやすく、ことに日本の人にはウケると思います。
      先日、すごく久しぶりにPOLeRに行ってみて正直ガッカリしました。魅力が全然感じられない。もっとも初めから、かなりブランド戦略的ではあったのですが。2年前のポストを自分で読んで思い出しました。この時に書いたYelpのレビュアー(息子にリュックを買った父親)の怒りに近い批判のこともよく覚えています。http://365portland.com/?p=2559

      マインド、精神を伝えて行くにはどうすればいいのでしょうか。
      おカネを出す所が企業だとビジネスになってしまうし、公的な機関に絡んでもらうのはとても大変です。実はPop Up Portlandもその部分で難しい問題があり、今年は阪神デパートに丸投げの形になっちゃったみたいです。

      一昨年、手紙社がポートランドのLand Galleryでポップアップ・ストアをやりました。日本のクリエイターをキューレイトした展示会を兼ねたもので、こういうものならハードルが下がる気がします。あるいはデザイン・フェアのようなイベントに参加する形かな。一気に理想の形は難しくても、実現可能なところを何か考えてみたいですね。

  4. conomi
    07/19/2017 at 16:35

    百木さん、こんにちは

    昨夏ポートランドへ行った時、ガラス越しに店内のドーナッツを見ていたら、お店のお兄さんたちが手招きして、「入ってきなよ」というので店内に入ると。「これ、食べて」とドーナッツをくれました。「また食べたくなったら来てね」と言われ、わたしと友人はタダでドーナッツを食べちゃいました。
    それが「BLUE STAR DONUTS」でした。
    わたしはこのお店が有名とは全然知りませんでした。
    気さくなお兄さんたちで、とてもフレンドリーで、素人ぽく、「これが新作なんだ!」という感じでドーナッツを説明するものだから、てっきりオープンしたばかりのお店かと思っていました。
    日本に帰り、新宿で「BLUE STAR DONUTS」の店舗を見た時には驚きました。
    懐かしくなってお店に行きましたが、ポートランドのあのお店の雰囲気は微塵もなく、がっかりしたのを覚えています。
    そして、今年5月日本に出した全ての店舗は撤退したそうです。

    わたしが百木さんの記事を読んでいて惹かれるは、やはり「自分が面白がる精神」を感じるからです。ポートランダーって、面白い!と感じて、憧れます。
    流木基地作りツアーやスクールバスツアー・・・これもやはりなんともくすぐられる面白さですよね。

    百木さんの仰る通り実現可能なところから・・・。
    ですよね。
    百木さん、もしご存知でしたら教えて欲しいのですが、
    日本には「スペース貸し」というサイトがあるのですが、そういうのはアメリカにもありますか?
    Airbnbのスペース版のようなものです。
    ギャラリーとなると敷居が高いのですが、スペースを借りて文化祭のノリで何かできないかなぁと考えています。

  5. 百木
    百木
    07/21/2017 at 12:09

    conomiさん、ブルースター撤退しちゃったんですね。早かったなー。もっとも出店も早過ぎたかも。あっという間にプライムエリアに7店舗でしたから。
    実は去年のPop Up Portlandに参加をお願いしたんです。でも、イベント会場に運ぶことに難色を示されました。本社サイドは、購入者のインスタグラムでトッピングがずれてたりすることにも神経質だったと聞いています。日本のブルースターには一度行ってみただけですが、見た目やや小振りな感じで、とてもきれいに仕上げてあり、さすが日本だと思いましたけど。ただ、conomiさんが経験したような現場の熱い思いは恐らくなかったでしょう。
    こういう物を日本で展開する時にマーケット分析が必要なのはもちろんですが、それだけじゃつまらなくて、やっぱりそのアイテムに強い思いがあってほしいと思います。

    ところで、スペース貸しですが、いろいろあると思いますよ。いわゆるレンタルスペースもですが、カフェとかブティックがイベントスペースとして貸すケースもありますし。ロフト的な所だと面白いですよね。手紙社のLandギャラリーの2階も自由な感じのスペースでした。スペースの選び方で、そのイベントの性格を表現できる気がします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です