365 Portland

ポートランドのビールイベント2015 その1。

ポートランドのBreakside12月のポートランドで、極上のクラフトビールを。
Enjoyed PDX Zwickelmania with special craftbeers.

オレゴン中のビール醸造所が、こぞって一般人向けにオープンハウスをして試飲させてくれる最高にうれしいイベント、それが2月の「Zwickelmania ズウィッケルマニア」。Zwickelというのはビールタンクの栓のことで、そこから直にビールを飲んでねという意味でつけられたネーミングらしい。どうせならいつでも飲めるビールじゃなくて、この季節ならではの特別なのを飲みたい。目指したのが最高に好きなブルワリーBreakside Breweryの工場。このブルワリーのことはこれまでも書いているけど、60件近くあるポートランドのブルワリーの中でも次々に革新的なビールを出してくる姿勢はやっぱり目が離せない。

ポートランドのBreakside2

ブルーマスターのベン。元高校の先生で、ホームブルワーからビールの世界へ

今回の目玉は「Safe Word トリプルIPA」。ブルーマスターのベン・エドムンズによると、かなりホップを効かせた濃厚ビール。アルコール度11.1%、 IBUは100+。ひゃー、確かにすごいインパクト、でもシトラスの風味が爽やかで、意外とすーっと飲めてしまう恐ろしいビールだ。

ポートランドのBreakside3

Safe WordトリプルIPA(これ見ても分んないよね。すいません)

しかし、実はお楽しみはやっぱりバレルエイジドかな。バレルエイジド・ビールは醸造が終わって貯蔵タンクに詰める代わりにウィスキーやワインの木樽に詰めて寝かせたもの。使用した樽によって何とも言えない馥郁たる香りと風味をもたらせてくれる。 冬にぴったりの深い味わいとバラエティが楽しみなビールだ。

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Zwickelmania では、こんなふうに試飲しながら醸造所内をツアーしてくれる

そして、何となんとうれしいことに 私たち365PortlandのためにBreakside が「特別ツアー」を組んでくれた! ブルワーのウィルとナオの二人が工場をじっくり案内してくれて、次々に試飲をさせてくれたのだ。うーん、365Portlandの威力もなかなか(?)。若いブルワー達は二人ともビール造りへの情熱がいっぱい、ポートランドのクラフトビール文化をとても誇らしく思っている。

ポートランドのBreakside5

ウィルはドイツのビール学校で学んだ本格派。ナオはやはり素晴らしいビールをつくっているGigantic Brewingで最近まで働いていた。日本人の父親を持ち、日本語も話せる。

しかし、Breaksideのバレルエイジド・ビールへの力の入れ方はすごい。バーボンやジンなどのスピリッツ系とワイン系は別々の部屋に一杯に貯蔵されており、それぞれに温湿度管理されている。デンマークのアクアヴィットの樽などもあった。

今回の特別リリース「Bell Weather」というジン・バレルのDouble Wit サワービールをテイスト。これもなかなかに面白い。サワービールの飲みにくさがなくてライムの爽やかな風味が良かった。(以前のポスト「バレル・エイジドのクラフトビール。」も、よろしければどうぞ)

それにしても醸造所が60軒近くもあり、まだまだ増えているというのに、あんまり潰れたという話を聞かないのが不思議だ。ライバルも多いでしょ、とウィルに水を向けると、ライバルでもあるけれど友達でもあるらしい。
「みんな仲がいいんだ。この間もちょっとパーツがトラブった時に、すぐにGiganticが助けてくれただんだよ。こっちも何かあったら手を貸すしね」

若い人が飛び込んでいきたくなる、その理由がよく分かるBreaksideのわくわくするビール造り、いいなあ。

クラフトビールの世界がますます好きになったポートランドのZwickelmaniaでした。

ポートランドのBreakside6

タップがずらり、工場の片隅と思えない楽しさ。

Zwickelmania at Breakside Brewery Milwaukie Taproom,
Milwaukie (Southern Portland), Ore

*以前、友人のレッドさんのブログ「オ州酒」に寄稿させて頂いてBreaksideのことを書いています。

*実はこの後、さらにGiganticやAlamedaなど別のブルワリーにも行き、それぞれに楽しい体験をしました。こちらもUPしていきますね。

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