365 Portland

ポートランドの広場。

X'mas Treeポートランド市民の街づくりを語りつぐ広場、もうすぐクリスマス。

People come to see the tree in the square telling you the history of Portland.

「ポートランドのリビングルーム」として紹介される煉瓦敷きの広場「パイオニア・コートハウス・スクエア」。実際のところ、住人がここをリビングルーム的に認識しているかはよく分らない(ダウンタウン自体そう訪れる場所ではない)。でも、この季節はいつもとは違う。

クリスマス近い日曜日。恒例のツリーの飾られた広場には人々が集まっていた。デコレーションはごく大人しいものだけれど(東京の商業施設のツリーの方がずっと派手だ)、皆うれしそうにじっと見上げては写真を撮っていく。とても穏やか、まるで絵本の中の光景のようだ。

Pioneer Courthouse

ダウンタウンの真ん中にあるパイオニア裁判所。築140年。広場はこの裁判所に面している。

ふと思い出した。はるか遠い昔(29年前!)、初めてポートランドに来た時、この広場周辺を見てなんてきれいで可愛い街だろうと感動したことを。その時には既に今の姿が出来上がっていた。

この広場の建設が決まったのは約40年前、ここの土地は近所の百貨店のもので、タワー型駐車場になる予定だった。それを時の市長が中心になって土地を買収、計画を変換して人々のための空間がつくられることになったのだ。当時、市長35歳。

その後、紆余曲折があり、工事費の不足を補うために市民が1つずつ5万個の煉瓦を寄付、一人ひとりの名前をその煉瓦に刻んで貰った。当時案内してくれた人は、息子さんの名前の入った煉瓦の前でちょっと誇らしそうだった。

ポートランドが熱く盛り上がった最初の時代、その完成の一つのかたちが、ここパイオニア裁判所前の広場だったのかも知れない。

Pioneer Courthouse Sq

キャロルを唄う人、聴き入る人。

Pioneer Courthouse Sq 2

煉瓦の1つ1つに寄付した人の名前が刻まれている。

Pioneer Courthouse Square, Downtown Portland, Ore

*この広場で売っていた焼き栗の話を別ブログに書きました。よかったら読んでみてね。「ポートランド自由生活

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