365 Portland

ポートランドのワイン造り その2。

ポートランドのワイン造り1

ポートランドのお家ガレージでワイン造りしました。

Wine-making in the garage in Portland. It’s awesome!

前回のあらすじ)知人に誘われワイン造りの葡萄狩りに参加した私は、朝からの慣れない肉体労働で疲れ果てたにもかかわらず、途中飲んだワインで回復。夕方まで猛烈に葡萄を狩りまくった。そしてワインメーカーのブライアンの家まで葡萄と分乗して行くことにしたのであった。

ブライアンの家はポートランド市内の静かな住宅街にある。3台目のトラックがなかなか到着しなかったので、先着隊は仕方なくワインを飲みながら待った。ウチへ歩いて帰れるくらいの距離で気楽だったこともあり、グラス片手に地下室のセラーを案内して貰ったり、ワインメイキングの話を聞いているうちにすっかりリラックス、結局、そのまま残ってワイン造りに突入。

ブライアンの家はごく普通の住宅でガレージをワイン工場にしている。上の写真はガレージの中から見た図。手前のチーズおろし金のでかいやつが葡萄の茎と実を分離させる除梗機なるもの。それを載せる台を設置中。

茎とぶどうの実を分ける除梗機。

茎とぶどうの実を分ける除梗機を載せる。

ようやくオーナーのスティーブのトラックが到着。かなりヘロヘロで、早く寝たいよーとブツブツ言いながらも、いざとなるとご機嫌なのは今回の葡萄の出来がすごくよかったからだろう。それにしてもみんな結構な年齢なのに元気だな。

右が葡萄園のオーナーのスティーブ。

葡萄を投入。右がオーナーのスティーブ。

茎とぶどうの実を分ける機械

この機械で茎だけがきれいに取り除かれる。

粒だけになった葡萄を今度は葡萄を破砕・圧搾するクラッシャーへ。下からどんどんジュースが流れ出てくる。

ポートランドのワイン造り

木の桶みたいなクラッシャー。中の水風船を膨らますとジュースが絞り出る仕組み。

ぶどうクラッシャー1

ボールですくってクラッシャーにぶどうを投入。かなり原始的なやり方・・・

ジュースを出来るだけこぼさないように必死で受けていたら、「グッジョブ! 一滴しかこぼれなかった!」とか盛んにほめられるので、まんざらでもない気分でハッスル(死語?)。そんなことでホメられるなんて大人になったらありえない。でも、うれしいもんですよ。

ぶどうジュース

クラッシャーから出て来たジュースを瓶詰めにしたところ。暫く置いて上澄みと澱に分離するのを待つ。

瓶詰めの右側の赤っぽいのがピノ・グリ、左の薄い色がシャルドネ。皮の色の違いがよく分かる。でも、基本的に白ワインは発酵前に皮を取り除くので液体自体は白い。ピノ・グリはうっすらとピンクがかっているのもあるけど(この段階ではまだ澱の部分が沈んでいないのでかなり色がある)。

きょうはこの葡萄ジュース詰めまでで終わり、ブライアンの奥さんゲイルが用意してくれたミネストローネとアップル・クラッシャーを頂きながらお疲れ様のワインで乾杯した。今後、タンクに入れて発酵、オーク樽に詰めて熟成、最後は瓶詰めまでの作業が待っている。ワインが出来るまでにはまだまだ道のりは長いんだなあ。

自宅地下ワインセラーを説明するブライアン。自作ワインばかりでなく、85年のナントカとかすごいワインも。

自宅地下ワインセラーを説明するブライアン。自作ワインばかりでなく、85年のナントカとかすごいワインも。

オレゴン・アマチュアワインコンテストのゴールドメダル。2013年のシャルドネで獲得。他にもいっぱい賞を取っていた。

オレゴン・ワインコンテストのゴールドメダル。2013年のシャルドネで獲得。他にもたくさん受賞している。

夜10時、長い一日が終わってそれぞれ帰路へ。特に連絡先を教え合うでもなく、じゃーまたねで別れた。何だか名残惜しいような気分でほろ酔いの夜道を帰って行った。しかし、いつも$3ワインばかり飲んでる身には悪い夢のような日。当り前だけど、美味しいワインは美味しい。戻れない道にはまりそうな恐さを感じます・・・。

長い絵日記にお付き合いくださって、ありがとうございました。

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