365 Portland

Monthly Archives: 11月 2017

ポートランドの紅葉 =その2=

こちらはローレルハースト・パーク。湖畔のオークの下で読書などすると、しっとりと秋気分。

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オークの落葉がいっぱいになると、ポートランド秋も終わりに近づいている。

As the fallen leaves of Red Oak become full on the ground, the autumn of Portland is also approaching the end.

さまざまな樹木たちの色とりどりの紅葉が終わり、ポートランドの道という道は落葉で埋め尽くされる。枯れたオークの茶色の落葉は地味ではあるけれど、形がユニークだし、味わいがあって私はなかなかいいと思う。
上の写真は東南のローレルハースト・パーク。湖畔でオークの落葉に包まれて読書などすれば、しっとりと秋気分。

Woodstock Park

こちらはウッドストック・パーク。それほど広くはないけど、背の高い木々に囲まれていて良い雰囲気。やや勾配があって、のんびり歩きたくなるネイバーフッドの公園。

ポートランドのオークは日本の楢とはちょっと違って、たぶんNorthern Red Oakという種類だと思う。White Oakという柏の葉みたいに葉っぱの切れ込みが丸いタイプのもあるけれど、これはギザギザが尖っているRed Oakの方。どちらも円っこい可愛い団栗がなる。

茶色く乾燥したオークの落葉。

茶色く乾燥したレッド・オークの落葉。微妙な褐色のグラデーションもなかなか美しい。

オークの落葉はカサコソと踏みしめて歩くのも楽しい。乾いた音がいいし、少しカールして踏んだ時に温かみのある弾力が感じられる。華のあるメープルの紅葉ももちろん美しいけれど、晩秋を象徴するような渋いオークの落葉も捨て難いなといつも思う。

NWメープル赤

こちらはぐっと華やかなメープルの紅葉グラデーション。やっぱり美しいかもネ(笑)。NWのノブヒルの住宅街で。

オークやメープルは日本では家具やフローリングの材料としてよく知られている。木目が美しく丈夫だから人気があるのも当然だろう。ポートランドを訪れた知人がオークの木を見て、それまでどんな樹木か全然知らなかったと言っていた。

ポートランドの南、ウィラメット川流域の公園で。

メープルの落葉。ポートランドの南、ウィラメット川流域の公園で。

特に都会で暮らしていると、素材がどんなものか関心が薄れてしまうところがあると思う。たぶん、それは食べ物とか何でも一緒ではないだろうか。かく言う私も東京で生まれ育ち、少女の頃から花や自然が大好き・・・なんて信じていたけど、ポートランドに来て何一つ知っちゃいなかったことに気が付いた。
暮らしの中で接するものがどんな風に生まれ、そこに在るのか。あるいはどう育って自分の所にやってきたのか、その旅路に関心の持てる生活をしていきたいなと思う。

Northern Red Oak

雨上がりのトレイルで。濡れたオークの落葉が何やら神々しい光を放っているように見えた。