365 Portland

Monthly Archives: 7月 2013

ポートランドの工場地帯

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線路は続くよ、どこまでも。

Railroad on the road. Favorite townscape.

街中の道路に線路があるのは悪くないなと思う。ポートランドは20年くらい前から路面電車を復活させて、現在も路線を拡張している。人口の増加で車の渋滞や公害の心配があったことも理由の一つだけど、未来を考えた都市計画の一つだと思う。線路があると道に秩序ができる。車がスローになるし、車道に乗降客がいることで人中心のモードになるのもいい。車だけの道路は風景が殺伐としてしまう。でも、線路は有機的なものだから、血管のように街の生き生きさせる気がする。線路を地下にしたり高架にして効率を図ることだけが都市のあり方としていいのではないよね。

といっても、実はこの景色は路面電車の線路ではありません。ポートランドの町外れの工場地帯。こうしたインダストリアルな風景にはなぜか夕日が似合う。線路の上をどこまでも歩いて行きたくなった。

Industrial Area, NW Portland, OR

 

オレゴンの牡蠣でピクニック

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空の下で牡蠣を食べる楽しさ。

Unusual pleasant picnic in the park with oysters.

あまりに好天なので夕ご飯を屋外で食べることにした。朝市で買った牡蠣をどうしようかと思ったけど、殻を開けてお皿に並べしずしず運ぶ。屋外で食べる牡蠣というのもなかなかのもので、考えてみれば生牡蠣って野趣あふれる食べ物だなーと気がついた。

こっちの牡蠣は小さめの種類が多いけど、このオレゴン産のはぷっくりと大きい。牡蠣を「海のミルク」と呼ぶのは栄養のバランスがとれてるからという説が一般的だけど、これはまさに真っ白のミルクが中からにじみ出てきた。朝市で6個4ドルと、かなり安い。

ワインはアメリカで今や定番「3Buck Chuck (3ドルのチャック)」のソーヴィニヨン・ブラン。その名の通り3ドルもしない安さなのだが、これがどうして悪くない。公共の場でのアルコールに厳しい国で、ポートランドはワインとビールは許されているのは、どちらもローカルの特産品が多いからかな。

Washington Park, Portland,OR

青空市場のパン屋さん

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ファーマーズマーケットの明るいパン屋さん。

Farmers market in PSU features some good bakeries.

土曜日にはあちこちで朝市が開かれている。魚、肉、野菜と果物、花、お菓子、そしてパン。パンというのは割と単純な材料で作られるものだと思うけど、ここのは見た目が随分日本のパンとは違っている。

随分前のことだけど、ポートランドの和食レストランの人に言われた「あなたパン屋をやったらどうですか。ここには美味しいパンがないから」と。それが今やレベルの高いパン屋がしのぎを削る街になっている。どうせなら、この人みたいに快活なパン屋さんで買いたい。パンには何かそういう生き生きとした感じが大事だ。パン屋じゃなくても、そうなんだけど。

ポートランドでいち早くパン屋をやっていれば良かったのか、やらなくて良かったのかはよく分からない。

ポートランドは橋の街

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橋は街の中心になる。実用的にも視覚的にも。

Hawthorne Bridge is the oldest vertical-lift bridge in US.

川の流れる街は楽しい。橋があるのがまたいい。橋は大きなアートでもあって、街の景色を一変させるくらいの力がある。だから、つくるときは大切に考えてほしい(どこかの歴史的な橋は高速道路の下になってしまっていますが・・・)。

これはポートランド市の中心部を流れるウィラメット川に架かるホーソーン橋、100年前に建設されたアメリカで一番古い昇開橋とのこと。船が航行する時には橋の中央がずずーっと上に上がる仕組み。

vertical-lift bridgeを日本語で何というのか調べたら、トップに固有名詞が出てきた。筑後川昇開橋。国の重要文化財に指定されている。こちらも日本最古のもので、現在は歩道橋。赤くて割とハデめな橋です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/筑後川昇開橋

Hawthorne Bridge over the Willamette River, Portland, OR

オレゴン・キャンプの必需品

ファイヤーピットはキャンプの必需品。

Fire pit is the most important thing for camp.

一つのテントサイトに1つずつ備えられているファイヤーピット(もしくはファイヤーリング)。お店のないキャンプ場でも薪だけは売っている。これで火を燃やしたくてキャンプに行くようなもの。何でこう楽しいのかな。生木からめらりめらりと柔らかな炎が上がる様子を眺めていると、すごく懐かしくて、心が無になるような不思議な感覚がある。考えてみるとむき出しの炎を見ることは、もうあまりない。焚火もしなくなったし。ただ、ただ、薪をくべて時間を過ごす。ああ、贅沢。

オレゴンの森林を走る

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「樹木限界線」まで、街から1時間のドライブ。

Only 1 hour drive to Timberline from the city.

ポートランド市内からフッド山(別名:オレゴン富士とか)まで1時間ちょっと。辺りはどんどん樹影が濃くなり、いつの間にか標高1,500mくらいまで上がっていた。

フッド山は西海岸を縦断するカスケード山脈という火山群にあり、富士山くらいの高さの山だ。周囲の森も含め、ポートランド人にとって最も身近なアウトドア活動地だろう。馬と一緒に泊まれるキャンプ場や茸狩り(マジックマッシュルームの「産地」。松茸も多し)など、いかにもオレゴンらしい楽しみ方ができそうだ。

Mt.Hoodで夏スキー

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摂氏30度、頂に向かうスキーヤー達。

85°F, you can ski or board here, Timberline.

富士山とほぼ同じ高さ、真夏でも雪の残るフッド山。炎天下でもリフトが動いている。山頂に近いスロープなので当然かなりの急斜面だけど、スキーやボードをかついで行く強者たち。一方、山の周囲全 60kmのトレイルを歩く人々もいる。文字通り山あり谷ありで、雪解け水の流れを渡るのがかなりな難関らしい。私の場合はどっちもできないから、ただ感嘆して見ている、ビール飲みながら・・・

Timberline Ski Area, Mt. Hood, OR

ポートランドのグラスガーデン

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都市の主流はフサフサした雑草が生い茂る庭。

Ornamental Grass Garden matches both nature and art.

NYのハイラインが脚光を浴びたことも影響したのだろうか、近年はどここでもグラスガーデンが人気のようだ。オーナメンタル・グラスと呼ばれる風にそよぐような草を取り合わせて、自然な風情をたのしむ庭。ここポートランドでも中心を流れる川沿いにできた新マンション群の周囲を、市民公園とつなぐ形でグラスガーデンにしている。ガラスとスチールで出来たモダンな建物にもよく似合い、川とのつながりもずっとよくなる。

日本でも都市公園と言えばツツジの手前にパンジーやサルビア、マリーゴールドといったお決まりの花が植わっていたけれど、最近は変わりつつあるようです(ですよね?)。人工的な環境にいるからこそ、自然な風情を楽しみたい。

South Waterfront http://www.southwaterfront.com/

South Waterfront Park, Portland, OR

オレゴンのカバーブリッジ

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鳥の巣箱のような橋、中をのぞいてみたくなる。

Bird Nest-like Covered Bridge over my troubled days.

屋根があるカバード・ブリッジはオレゴンにはたくさんあって、ここが特に知られた橋というのでもない。でも、木っ端葺きの屋根に裾広がりのシェイプ、掲げられたプレートには「1914年」とあり、長い説明書きによると(英語なので途中でめげたのだが、とにかく)謂れがあるらしい。カバード・ブリッジは必ず中をのぞきたくなるし、向こう側がどうなってるか知りたくなる。暗がりの先にどんな風景が広がっているのか、確かめずにはいられない。ただ、この橋の出口付近にはロープが渡してあって、抜けられないようになっていた。うーん、ますます行ってみたくなるね。

Drift Creek Covered Bridge http://p.tl/U6os

Near Drift Creek Falls, Lincoln City, OR